2017年11月9日木曜日

UCI-2 JCX#4 Starlight Cross in 幕張

UCI-2 JCX #4 starlight cross in 幕張

2017年11月3日(金・祝)開催

出走カテゴリ:Elite men (8 laps)

天候・コースコンディション:夜晴・ドライ/マッド

リザルト:5位/87名出走 (12名完走)

バイクメンテナンス・メカニック・サポート:PAXPROJECT, PowerBar

Ride data of  PAXPROJECT CX-DISC with garmin edge 520

Distance:22.3km  time:1°04'12"

Bike:PAXPROJECT CX-DISC (gearratio:42 × 11-28)

Wheel:Front PAXPROJECT AT24W-D / Rear PAXPROJECT CT38W-D

Tire:Front Challenge LIMUS TEAM EDITION 33c 1.8bar / Rear A.Dugast Small Bird 33c 1.8bar


今季シクロクロスレース3戦目として、JCX#4 スターライト幕張に参戦してきました。

前週に参戦した、JCX#3 寒河江ステージではUCIレース自己最高順位の4位で終えたものの、レース終盤の局面での集中力切れによるミスが目立ち、レース内容に対して満足のいかないレースではありました。
今回のスターライト幕張では、前戦のレースで課題となった、レースにおいての”集中力”を意識して臨みました。

一昨年から出場しているこのレースではあったものの、今回のコースはレースのUCI化に伴うコースレイアウトの変更があり、コースが反時計周りではなく、時計回りへと変更されました。
時計回りということは、必然的に右曲がりのコーナーが増えることを意味し、夜間で見えない路面と合わせて、どう対処していくのかがポイントとなりました。

夕方の試走時間に合わせて会場入りし、コースイン。
全体として舗装路、砂利、芝生、泥区間と、路面のバリエーションが多い印象にあり、ストレートではドライ路面なものの、コーナーではマッド路面であるという区間が多く見受けられました。
Photo; Saito san
ストレートでスピードが乗った勢いを、滑りやすいコーナーでどれだけ保つことが出来るのか。
暗闇で路面コンディションが正確に分からない状態において、どれだけブレーキを掛けないでコーナーを処理することが出来るのかが、今回のレースのカギと考え、スタートまで準備していきました。

スタート整列。ポジションは、最前列最右寄り。
18時30分。定刻通り、レーススタート。

スタートラップは、大きなミスを引き起こさないよう慎重に進めていきます。
その中でも、試走時と変化したポイントを把握しながら、慌てず、焦らず、各セクションをこなしていきました。

2周回目終了時は、9位で通過。

暗闇の中での視界が徐々に効くようになり、スリッピーなコーナーにおいてもバイクの挙動が徐々に掴め、精神的に高揚していきました。
Photo; Okamoto san
それとは裏腹に、もも裏に攣りそうな違和感が徐々に出始めてしまいます。
急激なペースアップや、降車時のラン動作に注意して、踏める区間ではしっかり踏む込む、脚を止める区間ではしっかり休める、といった変化の強い走りを意識して走りました。

その中でも、前方から下がってくる選手を捉えていき、確実にポジションを上げていきました。

6周回目終了時で、5位まで浮上。

前方の選手を追うべく、後方から上がってくる選手に目を向ける。
どの選手が前後にそれぞれ位置しているのか、概ね把握出来ていたので、その選手の得意区間と苦手区間を予想し、戦略を立て、こちらが大きなミスをしないよう集中して進めていきます。

最終周回前の7周回目に、少しプッシュ。
これにより、前方の選手にはより近づき、後方の選手とは差を広げることが出来ました。

しかし、進展はここまで。
最終周回は出し切るつもりで攻めたものの、無難にこなすだけとなってしまい、順位は変わらず。
最終的に、トップと2分08秒差の5位でのフィニッシュとなりました。
Photo; Abe san
今回のレースは、国内では珍しい夜間に行われるナイトレースではあったものの、スリッピーなセクションが多く、それに加えて路面が見えづらいという難しい要素が重なってしまいましたが、見えない路面をイメージを頼りにして走るという行為に関しては、レースを通してそれなりに強化できたのではないかと考えています。
しかし、スタート直後から2周回目までのスピードが乗らず、先頭グループとの差が開いてしまうことは、絶対的なスピード不足でもあり、序盤にある程度無理してもプッシュしなければ上位での争いに割って入れないということも、強く感じました。

JCX#3 寒河江ステージとは、また違った課題が今回のレースで浮き彫りになりましたが、全日本選手権までは気持ちを切らさず、しっかりシクロクロスに取り組んでいきたいと考えています。

また、今回はとりわけ大勢の方に競技を観ていただくことができましたが、その中で現状のパフォーマンスをしっかり発揮ことは、たくさんのご声援があったからこそであると思います。
チーム対するご声援も含め、沢山の応援をしていただき誠にありがとうございました。

次戦は、11月初開催のSDA in 王滝です。
しっかり寒さ対策をし、レースを楽しみましょう。

team PAXPROJECT  宮津

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