Coupe du Japon CJ-1 富士見パノラマ
2017年5月28日(日)開催
出走カテゴリ:男子エリート(8周回)
天候・コースコンディション:晴れ・ドライ
リザルト:6位 / 81名出走(19名完走)
サポート・バイクメンテナンス・メカニック:PAXPROJECT
Ride data of PAXPROJECT FS-29er Di2 with garmin edge 520
Distance:36.9km time:1°53'55" ave speed:19.4km/h
ave heartrate:172bpm max heartrate:183bpm elevation gain:911m
wheel / tire:PAXPROJECT carbone fat rimtape less / IRC tire MIBRO for marathon TLR front&rear 1.6 bar
※Power data is not recording this race.
Coupe du Japon series 富士見パノラマ春大会に参戦してきました。
前週のSDA in 王滝 100kmの疲労が完全に抜けきっていない状態ではあったものの、多くの他の選手は前週にUCI-3 勢和多気に参戦しているため、条件は同じと捉えていました。
しかし、今回のレースに向けての平日の調整はそこまで行わず、いつも通りにこなすことを意識しましたが、これが疲労が抜けきらなかった原因かもしれません。
それでも、疲労を言い訳にすることはせず、レースが始まるまでの時間で自身で出来る限りのことを尽くしました。
前日試走においては、コースの流れの確認と身体状況の確認を並行して行い、機材を選択します。
今回は、私のCJレースでは初となるFS-29erのフルサスバイクをチョイス。
登りでのパフォーマンスを犠牲に、平坦を繋ぐ区間や、下り区間での縦の動きをリズムよく走るために選択しました。
脚の動きは、しっかり踏み込めるものの、いまいち脚の掛かりが悪くいつものような登坂での動きが出来ず、不安を残したまま試走を終えます。
レース当日になるも、脚の疲労は完全に抜けず。
レース前のウォーミングアップも、じっくり丁寧に踏み込むことを意識し、強い負荷の運動は極力避けました。
レースは定刻通り13時45分から。
周回数は長丁場と予想される8周回。
初めての最前列スタートではあったものの、スタートボックスは一番右側。
ボックス右側に行くにつれて、斜面は左肩落ちという路面。
左脚接地のスタートにしか対応出来ていない私にとって、完全にスタートで出遅れてしまうであろうレイアウトでした。
スタートはやはり上手くいかず、またいつもとは違うバイク(フルサス)であるためか、ダッシュの動作にキレがなく、最初のシングルトラック入口時点の順位は15位前後と大きく遅れをとってしまいました。
それでも、長丁場のレースと予想していたため、焦らず前を追っていこうという思考にすぐ切り替えることができ、また幸い、周りの選手のペースもいつものCJシリーズ戦に比べると、若干ゆったりのように感じたため、前方に追いつけるチャンスもあるとも考えました。
3周目、4周目とレースが進むにつれ順位も次第に上がり5~7位あたりを走行。
この時はまだ、集中力もあり、脚の掛かりも悪くなく順位の上昇も見込めました。
しかし、6周目以降あたりから脚の調子が徐々に悪くなり、攣るような痛みはないものの、ももの張り具合が増し、登りで前半のようなパフォーマンスを出せなくなりつつありました。
さらに、暑さか序盤の疲労が原因か、集中力も低下してしまい、ロックセクションでラインを外してしまったり、コーナー手前で必要以上に制動させてしまったりと、フルサスバイクに有利な区間でタイムを稼ぐどころか遅くなってしまうなど、私自身が原因のミスが目立つようになりました。
そこからは、我慢の走りを強いられ、呼吸に余裕はあるもののもう一段階スピードレンジを上げることが出来ず、精彩を欠いた自身の走りにもどかしさを感じていました。
ラスト1周回に入っても、スピードを上げることが出来ず。
それでも、フィードスタッフの檄に応えたいと思い、フィード後から最後の登り区間まで、その時に出せる力を出し切りました。
最終的に6位でフィニッシュ。
1時間54分という、約2時間に及ぶ長丁場となったレースを終えました。
今回のレースは、前週のSDA王滝の疲労との戦いだったのではないかと、振り返ってみて感じました。
身体の疲労に限らず、精神的にも疲労している状態で、いかに良いパフォーマンスを発揮出来るのか、という点については多くの課題が残りました。
SDA王滝のような長時間マラソンレースではなくても、レース前半の比較的調子が良い時間帯と、レース後半の疲労してきている時間帯での精神状態は、XCOのレースもXCMのレースでも大した差は無いと今回のレースを通して実感しました。
具体的には、精神面での負の感情が増え、後続の選手に抜かされたとしても食らいつこうとせず、感情がペースを上げることを拒んだり、登りで力を入れることをせず惰性で楽に進もうとしてしまう手段を選んでしまうなど、自身への甘えが大きなネガティブポイントかと感じています。
レース後半の疲労してきている時間帯において、いかに良いパフォーマンスを出すことが出来るか、という点を意識して全日本選手権までの上半期のレースに取り組んでいきたいと考えております。
次戦は、6月11日 CJ-1 一里野となります。
最後になりますが、今回も沢山のご声援、素晴らしいサポートをして頂き、本当にありがとうございました。
team PAXPROJECT 宮津
Thanks photo; Sano sama, Kutsuki sama.
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