2017年5月5日(金)開催
出走カテゴリ:男子エリート(6周回)
天候・コースコンディション:晴れ・ドライ
リザルト:2位 / 81名出走(25名完走)
サポート・バイクメンテナンス・メカニック:PAXPROJECT, IRC tire
Ride data of PAXPROJECT XC-29er Di2 with garmin edge 520
Distance:21.5km time:1°20'48" ave speed:16.0km/h
ave heartrate:177bpm max heartrate:186bpm
wheel / tire:PAXPROJECT carbone fat rimtape less / IRC tire MIBRO for marathon TLR front&rear 1.7 bar
Normalized power:343w TSS:128.6 work:1,316kJ
Power data recording medium:SRAM XX1 Quark (wolftooth 32t)
CJ-U 八幡浜、UCIマラソンシリーズ オーストラリアからの3連戦目であり、UCIマラソンシリーズから中4日の強行スケジュールで、CJ-1 朽木に参戦してきました。
帰国した翌日、レース3日前の調整練習では、コース中のセグメントにて今までに出したことの無いような遅いタイムでしか走れず、脚を含む身体的疲労以外にも環境や気候による変化への対応によるストレスといった、想定外の外部要因によって精神的にも疲労していると感じました。
会場の朽木スキー場には、レース前日に現地入り。
コースの概要は既に掴めていたので、細かいアレンジの加わったセクション等のポイントを確認するのみで試走は考えます。
昨年、一昨年とレース中にパンクしているこの朽木。
入念に試走したい気持ちもありましたが、オーストラリアからの疲労具合も考え、できるだけ短く済ませ、チューブレスタイヤにて2周回、チューブラータイヤにて2周の計4周回の試走にて仕上げ、登りではしっかりパワーも掛かり、今回不安としていた精神的疲労によるパフォーマンスの低下は起こらないだろうと考えました。
レース当日は、昨年とは打って変わっての快晴で穏やかな風向。
熱中症や脱水といった暑さ対策を考慮しレースに向けて準備していきます。
レース前のアップでは、朽木のコースに対応した内容で仕上げます。
身体を温める時間をいつもの3/4程度で抑え、その代わりにシッティングでパワーを掛けていく実走での運動を10分程取り入れ、脚も身体も呼吸もバランスの取れた状態であると確認し、スタートラインへ並びました。
スタート時刻は13時40分。
スタート位置は2列目最右側。
photo. 伊東様 |
昨年とは違い、牽制は掛からず比較的速いペースで1周目は進んでいきます。
その中でも、周りのライダーの息づかいや余裕の確認、また私自身の身体的余裕の確認はしっかり行えている状況で、しっかり頭は動いており精神的余裕をもってレースを進めていきました。
photo. 田村様 |
特に登りにおいては、朽木のコースの登りは、登っている時間が長い上に斜度の変化が多いというレイアウトが特徴です。
最大急斜度に最少ギアを合わせ(32×40t; ギア比:0.8)、勾配が緩い区間は脚の回転力や推進力、心肺機能を使って、脚の筋肉を労わる登り方を行い、逆に、勾配が急な区間は重いギアをしっかりトラクションが掛かるように上半身も使い強く踏み込み、脚の筋肉を労わらない登り方を、それぞれ意識して登りを攻略していきました。
photo. 伊東様 |
3周目あたりから、単独の2位に浮上。
先頭は弱虫ペダルサイクリングチームの前田選手。
登りでこちらが差を詰めては下りで彼に離されてしまい、差は15~30秒ほどでしたが一気に近寄ることができず、この状態で4周回目終わりまで進みます。
5周回目に突入、第一区間の登りで少しリズムを変えて一気に前田選手の背後に近寄りますが、後ろから見る限り彼はもう一段ペースを上げられそうな走りで、余裕がありそうに伺えました。
私の方は、あと1周回のイーブンペースにしか耐えきれるような脚しか残っておらず、背後にいる時点でも彼の強さを感じながら走っていました。photo. 伊東様 |
それを追走していた私、軽く千切られてしまいました。(笑)
ペースは無理には上げず、下りでのパンクに注意し冷静に最終周回を進めていきます。
フィード前の登りで、リアのアクスルを締め直すため15秒ほど自転車を降り停止しましたが、最後まで集中し走りました。
最終的に2位でゴール。
無事に八幡浜からの3連戦を終え、今回の朽木ではCJ-1でのベストリザルトを更新することが出来ました。
レースが終わってから数日が経過してしまいましたが、やはり母国でのレースは他人とのコミュニケーションを取ることができ、ストレスが無い状態でレースを走ることが出来る点がとても良いと改めて実感できました。
しかし、海外の選手の走りを間近で見てからであったために、ベストリザルトを更新したものの何か物足りなさ、私の能力の低さを感じてしまいました。
XCOのレースはXCMのレースにも必ず活きるので、国内のCJ戦はこれからも意欲的に取り組みたいと考えております。
次戦は5月21日のSDA in 王滝 100kmです。
昨年よりも私自身のアクティビティレベルは確実に上がっており、順調に進めることができれば良い記録を狙えると考えています。
去年までの私は捨て、新たな気持ちでレースに挑みます。
最後になりますが、今回もサポート・応援ありがとうございました。
team PAXPROJECT 宮津
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