JCX #2 信州 白樺湖
2016年10月23日(日)開催
出走カテゴリ:C1
天候・コースコンディション:曇り/晴れ・ドライ
リザルト:2位/75名出走 (20名完走)
サポート:PAXPROJECT
Ride data of GIANT TCX SLR Di2 with garmin edge 520
distance:24.8km time:1°02'28" ave speed:23.1km/h
ave heartrate:174bpm max heartrate:182bpm
JCX 2戦目シクロクロスミーティング 白樺湖ステージ に参戦してきました。
9月のCJ-1白馬から始まった7連戦も、このレースで一先ず終わりという事もあり、シーズン後半7連戦の締めくくりという意味も込め、しっかりまとまったレースをしようと考えて臨みました。
今回のレースのポイントは、会場が標高約1600mであるというところ。
空気中の酸素濃度(ここでは%で考えます)は約20%と言われていますが、これは海抜0mを基準とした話であり、それでは標高1600mではどうなるのかというと、海抜0mの82~83%の濃度となるそうです。
となると、標高1600mでの空気中の酸素濃度は16~17%ということが分かるかと思います。
要は、下界よりも3~4%空気中の酸素が少ない状態で、いかに高いパフォーマンスを発揮するのか、これが今回のレースのポイントとなりました。
また、体感気温も低かったこともあり、アップを長めに、スタート直前まで上着を羽織る等の、身体を温めた状態でレースを始めることを心掛けレースに備えました。
スタート位置は、2列目左寄り。
スタートは比較的成功。
第一コーナーは4番手で曲がり、1周目のオーバーペースに注意すべく、周りの流れを見ながら落ち着くことを意識しました。
2周目、3周目と周回を重ね、4位の2人パックで推移しますが、常にパックでは私が先を行く形をとらせて頂きました。
少し余談ですが、2人パックでの走行を、"ランデブ"、"ランデブ走行"ということが一般的かと思いますが、このランデブとは、
ランデブー(rendez-vous):誰かと誰かが出会う(主に男女の際に用いられる)
という言語が由来となって使われているようです。
そんなランデブですが、今回私がランデブにおいて先行させて頂いたことにはそれなりの理由がありました。
人の後ろに着いていく方が(単独の状態と比較して)速い、これはロードやオフロード関係無しに言える事かと思います。
しかし、後ろに着くという事は、前の選手のスピード・リズムに合わせなければならないという事も同時に意味することはお分かりかと思います。
今回のコースに限っては、機材の特徴(主にブレーキの制動力)や走り方の特徴が大きく表れたコースでは無いかと私は考えています。
その異なった特徴を、ランデブ時に相手方に合わせるということは、上手く良いけば後半に向けての温存、下手をすれば前半での過度な消耗に繋がると私は考えました。
また、オフロードの競技はコース幅が広そうに見えてもベストラインというものは大抵1~2本しか存在しないものです。
後ろから抜かしてスパートをかけるよりも、先行して引き離すスマートなスタイルの方がこのコースには適しているとも考えました。
上記のような理由もあり、私が先行でパックでの走行を進めていきました。
先頭パックも、徐々にばらけはじめ、後半に備えて一定ペースで走っていた私を含むパックが徐々に順位を上げていき、ラスト3周で2位の選手が視界に入ってくる位置まで上がっていきました。
そして、ラスト2周でついに2位へ浮上しますが、ここからはまた2人のパックとなります。
ここでも、私が先を行く形でレースを進めていき、ラスト1周のシケイン直後からリズムアップ。
その後は、大きなミスを起こさないようにかつ踏めるポイントは確実にパワーを掛けていく走りを意識しました。
最後は、少し気が抜けたものの、2位でのフィニッシュ。
JCXでは3位が過去最高順位であったため、素直に嬉しかったです。
今回のレースは、コースがMTBのコースに近いという点もあり、上位でのリザルトを狙っていただけに、2位という形で上手くまとめることができて比較的満足のいくものとなりましたが、1位ではない以上、まだ上に目指す目標がありますしこの経験を今後のJCXシリーズ戦に上手く活かせればと考えています。
今回もですが、応援・サポート本当にありがとうございました。
次戦はスターラート幕張、順位等はあまり気にせず楽しんで走りたいと考えています。
それでは。
PAXPROJECT 宮津
Photo by . Yanagisawa 様
(次はミリ4thで…)
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